板坂元(著):男の作法

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平素の気配りにも、ビジネスでの最低限のマナーや作法などにも対応できうる心構えを学べる一冊。日常生活の中でおざなりになりがちな、さり気ない気配りに関して今一度考えさせられる一冊である。
内容の大部分は、米国や英国と比較しての作法である場合が多く、日本国内におけるビジネスマナーにはそぐわない部分も多いのだが、これまで作法というものに無頓着であった方々には、背筋を正す良い機会になるでしょう。
本書は、日本人のマナーにおける無意識さを、厳しすぎる文言で批判している部分を気に入らぬ方々も多いと思うし、内容に関しても若者向けとは言い難いのだけれど、正しい紳士としての最低限~それ以上のマナーを学べる心強い一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
男にとって本当の作法とお洒落とは?知的な男は「眠り上手、食べ上手、そして名前を上手に覚える」「相手と話すときの視線は、ネクタイの結び目に合わせるとよい」など、TPOに応じた社交法を論じる。また、服装術から食事、贈り物のマナーまで、自己表現の技術である作法を徹底紹介。洗練されたスタイルを確立するためのとっておきのマナーとセンスアップの本。