梅田春夫(著):紳士のライセンス―国際人のための一級品事典

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『紳士のライセンス』装丁も中身も素晴らしい。

このサイト名の由来とさせて頂いた書籍「紳士のライセンス」です。

紳士の作法や、揃えるべき小道具、衣服の着こなし、紳士として理想のスーツをオーダーする方法等が記載されております。
「むむ!?これはただの自慢じゃないのか!?」
と、時々思ってしまうこともあるわけですが(笑)、丁寧に書かれた紳士が持つべきグッズの数々、読み応えがあります。
スーツ・帽子・靴・鞄・万年筆などが幅広く・そして深く紹介されておりますが、
とりわけ「良い靴」に関しましては、当時も今も定義は変わっていないようです。

勿論、書籍が刊行された時期ははるか昔ですので、今となってはピンと来ない部分も多々ありますが。

それから本書には梅田晴夫先生のお姿が掲載されているのですが、物凄く立派な紳士の佇まいをしておられます。
この出で立ちで語られたら、それはそれは説得力がありますね。

本書はなんとも趣きのあるケースに収められており、インテリアとしても我が家には欠かせない一冊。

Wikipediaより抜粋
梅田 晴夫(うめだ はるお、1920年8月12日 – 1980年12月21日)は、日本のフランス文学者、劇作家、小説家、随筆家。本名は梅田晃(あきら)。慶應義塾大学大学院修了。舞台劇やラジオドラマの脚本、物の歴史に関する著述や翻訳などで活躍した。パイプや万年筆などの収集家としても知られる。梅田望夫、梅田みかは子。