『Vフォー・ヴェンデッタ』映画レビュー

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世界観の素晴らしさ・ガイ・フォークスのかっこ良さ・ナタリー・ポートマンのパンチラ。三位一体欠かすことのできないハーモニーが、『Vフォー・ヴェンデッタ』にはある!

内容(「Oricon」データベースより)
第3次世界大戦後、独裁国家となったイギリス。国家を相手にひとりテロ活動を続ける仮面の男“V”と彼に出会い自分自身の真実に目覚めたイヴィーが自由と正義を取り戻す革命のために立ち上がった…。ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング出演のサスペンス・アクション。

あんまり期待せずに観てみたんだけど、結構面白い作品でした。革命家のVがカッコイイ。ユーモアがあって紳士的で、魅力的なキャラクター。終始仮面をつけているんだけど、喜怒哀楽が分かっちゃうのは果たして、演技力なのか照明のあて方なのか。それから敵役のサトラー議長を演じたジョン・ハートも良いです。

ナタリー・ポートマンが演じる主人公”イヴィー”が、一般市民の代表として勝手に何もかも背負わされちゃってるのは、上映時間的に仕方が無いのかもしれないけど、一般市民の心の動きが今ひとつ読み取れませんでした。封建制度的な考え方の部分は、正直日本と欧米では感覚が違うと思うのでよくわからないんだけど、何故か何度も観たくなっちゃう魅力がある。決してこれは、ナタリー・ポートマンのロリコンコスプレ&パンチラシーンがあるからではありませんよ(疑わしい)。

全体的にも中だるみせずに、終始テンポが良かったことも好印象でした。見終わった後、無性にガイ・フォークスの仮面が欲しくなりました。東急ハンズで売ってるの見かけた時に買っておくべきだったと反省中です。