ジョニデ扮するやり手の古書収集家が、禁断の書物を調べ始めると…ちっちゃ~い嫌がらせを受け始めちゃう!耐えられないよ!
ジョニー・デップが古本の買取オヤジに扮しているわけですが、実年齢よりも上の設定を見事に演じております(見た目的に)。
物語は淡々と進んでゆきます。禁断の悪魔の書を入手してから、地味ぃ~でちっさぁ~い嫌がらせを受けだすわけですが、これがなんだか笑えます。後を付けられたり、ダッシュで走り寄られてカニバサミを受けてメガネを壊されたりと、ある意味面白い。
後半はなんとも微妙な印象でしたが、前半の雰囲気は好きです。古本だけに、やたらとホコリっぽい映像がなんとも云えません。あと、最初はいいと思ってたんだが、音楽のパターンが少なくて飽きました。
雰囲気重視なタイプなんで十分楽しめましたが、レナ・オリンやエマニュエル・セニエなどの女性陣がなんというかキッツイ顔揃いでちょっとイヤでした。贅沢ですみません。
Amazon.co.jpの内容紹介より
ジョニー・デップ主演×オスカー監督ロマン・ポランスキーの大ヒット・サスペンス・ホラー。
禁断の悪魔の書をめぐって不可解な事件が次々に起こる。第9の扉が意味するものとは…?
【キャスト】
ジョニー・デップ
レナ・オリン
フランク・ランジェラ
【スタッフ】
原作:アルトゥーロ・ペレス=レベルテ
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:エンリケ・ウルビス 、ロマン・ポランスキー、ジョン・ブラウンジョン