『リベリオン』映画レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マトリックスのパクリと云われつつも、独特のアクション『ガン=カタ』は結構見どころたっぷり(クリスチャン・ベールの演技&アクションだけで持っているような気がしないでもないが…)

『リベリオン』クリスチャン・ベールのアクション適性が見事に冴え渡る!

バットマンで名を馳せた(個人的にはジェームズ・ボンドになって欲しかったのだが…)クリスチャン・ベールが主演。
第三次世界大戦後、感情を持つことが禁止された世の中が舞台。なんというか随所にマトリックスっぽさはあるものの、あそこまでの小難しさはなく、極々ストレートなストーリー展開です。
感情を抑制する薬の常用が義務付けられている設定で、その禁を破って絵画や音楽に触れた人物が感動したりする場面があるのですが、演技としてはもうちょっと大感動してくれた方が良かったかな…多分、本作にはそういう『芸術の素晴らしさ』の表現自体は、どうでも良かったのかもしれませんけども、思わず「その程度かよ!」と言いたくなる演技だったもので。

ガン=カタによるアクションシーンに関しては文句なし。このガン=カタは『敵の動きを見切りつつ、銃を使って最小限の動きで倒す』という架空の武術なのですが、カッコイイんだけど笑えるくらい無茶苦茶なアクションで大好きですね。もっと長い時間観ていたいくらいです。クリスチャン・ベールもはまり役だし、続編は…出ませんよね(笑)。

内容紹介
銃と武術を融合した映画史上最強のガン=カタ<GUN=KATA>が炸裂する近未来SFアクション!!
【ストーリー】
第三次大戦後の世界。
絶対的な警察国家は、国民に強烈な精神抑制剤プロジアムを服用させ、絵画や映画、詩集、音楽を奪い取り、違反するものは有無を言わさず処刑してきた。
感情犯罪取締官(クラリック=聖職者)のプレストンは、国家のために忠実に任務を遂行していったが、反乱者メアリーの逮捕をきっかけに、感情を取り締ることに疑問を抱き始める。
彼の中で生まれた行き場のない感情は、ついに自由を求める戦いへと変化した!
銃と武術を融合した本作オリジナルの格闘術“ガン=カタ”<GUN=KATA>が縦横無尽に繰り広げられるスピード感あふれるSFアクション・ムービー!