『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』映画レビュー

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これは、アレだねぇ、ロード・オブ・ザ・リングと違って、大人は楽しくないよ。

内容(「Oricon」データベースより)
世界64ヵ国で初登場第1位を記録した史上空前のファンタジー超大作。C・S・ルイスの原作を忠実に再現したシリーズ第1作。かつて偉大なる王アスランによって、創造された美しい国ナルニアは、冷酷な白い魔女の支配により、春の来ない100年の冬に閉ざされていた。そのナルニアの住人たちは、王アスランの帰還を祈り、一つの予言に最後の希望を託していた…。

遅ればせながら、先日『ロード・オブ・ザ・リング』を観まして、その壮大なスケールと映画としての面白さを再確認し、ファンタジー映画づいちゃって続けざまに鑑賞いたしました。だからと云ってはいけないんでしょうが、こちらの『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』はいささか子供向け過ぎた印象でちょっと残念。末っ娘ルーシー役のジョージー・ヘンリーが見せてくれた子供ならではの素直な演技は白眉でしたが、その他はいまいちに感じてしまいました。こういう空想の世界で大切なのは細かい作り込みだと思いますが、肝心の空想上の生物たちはあくまでもその他大勢のような扱いで、ひとつひとつの種族をもっとクローズアップして見せて欲しかったですね。

『ロード・オブ・ザ・リング』と同じくニュージーランドでの撮影とのことでしたが、こちらの場合は単なる「ロケ地・ニュージーランド」みたいな感じで残念な印象を受けてしまいました。
ケイト・ブランシェットは『エリザベス』でも女王を演じていたこともあってか、なかなかの迫力と貫禄を感じることができましたが、戦闘シーンでは原始人みたいな衣装を着ていたので、残念ながら少々笑ってしまいました。

まぁ、個人的には合わなかったんだろうけど、決して馬鹿にしているのではなくて子供の頃に観たかったなぁと思いますね。あの頃に観ていたらきっとその夜はワクワクして眠れなくなったり、クローゼットの中を覗きたくなったりしたんじゃないかな。