『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(原題: Sky Captain and the World of Tomorrow)』映画レビュー

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懐かしさ満開のレトロ・フューチャー感が絶妙!思わず童心に戻ってしまう冒険活劇!

ジュード・ロウ、グウィネス・バルトロウ、アンジェリーナ・ジョリー出演『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー(原題: Sky Captain and the World of Tomorrow)』ポスター画像

【ストーリー】
1939年。ジュード・ロウ演じる超一流のパイロット「スカイキャプテン」ことジョー・サリヴァンが、かつて恋人だった報道カメラマン、ポリー・パーキンス(グウィネス・パルトロー)らと共に、ドイツ人科学者トーテンコフによるロボット軍団を駆使した人類絶滅・地球浄化計画「明日の世界”World Of Tomorrow”」計画を阻止するために立ち上がる。

終始ソフトフォーカスな映像なので、慣れるまで少々きついかもしれませんが、最初は子供だまし的な空気こそ感じたものの、懐かしさもあってか次第にのめり込んで観賞してしまいました。そんなに大した作品ではないと思うけども…。

なんでも本作は、ケリー・コンラン監督の家庭用のパソコンで4年もの歳月を掛けて制作された約6分間の短編映像が元になっているとのことで、出演者の多くはこの短編映像を観て出演を決めたらしい。本作の映像はすべて合成で作られていて、出演者達は大道具が全く無いスタジオで、何もない空間に向かって演技しなければならなかったのだそうだ。

役者陣はジュード・ロウ(まだ美しい頃の…。)をはじめとして、レトロな雰囲気もばっちりと似合っているグウィネス・バルトロウ。そして何よりも、隻眼で男勝りのフランキー・クックを演じたアンジェリーナ・ジョリーが主人公より格好いいぞ(笑)。

登場するロボットは宮崎アニメに出てきそうな感じでアニメっぽさが漂います。ちょっとスチームパンクっぽさもある辺りは結構好みでした。

ストーリーに関してはありきたりな感じこそすれ、この映像と懐かしさに浸ることができれば楽しめるのではないかな。

内容(「Oricon」データベースより)
1939年、ニューヨークが謎の巨大ロボットに襲撃された。一体誰が何の目的でこの巨大ロボットを作ったのか!?そして、背後に隠された計画とは…。ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーほか出演によるアクション・アドベンチャー大作。