『デッド・サイレンス』映画レビュー

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大ヒットした映画『ソウ』シリーズの監督と脚本家によるサスペンス・ホラー映画。相変わらず”巧い”と感じさせる観せ方でドキドキハラハラしました。

映画『デッド・サイレンス』の腹話術人形登場シーン。怖い!

本作『デッド・サイレンス』は、グロテスクなシーンとスリリングな展開で人気を博した『ソウ(SAW)』シリーズを手がけた監督”ジェームズ・ワン”と脚本家”リー・ワネル”のタッグによるサスペンス・ホラー映画。

ある夜、ジェイミー(ライアン・クワンテン)と妻のリサ(ローラ・レーガン)の元に、送り主不明の腹話術人形が届けられる。その後、ジェイミーが外出中に、リサが何者かによって惨殺され、下を切り取られる事件が発生する。ジェイミーは警察から第一容疑者としてマークされながらも、真犯人を追う…。

『ソウ(SAW)』シリーズに満足していた私(と言っても1~3くらいまでね)にとって、ジェームス・ワン&リー・ワネルのタッグのサスペンス映画と聞いては鑑賞せずにはおられません。映像自体の不気味さや色合い、そして巧みな観せ方は流石の一言。
腹話術人形がクローズアップされている映画といえば、アンソニー・ホプキンス主演の『マジック』もなかなかのものでしたが、本作のスリリングさはヤッパリあの二人だなぁと思わせるものでした。

グロテスクなシーンもありますが、スプラッター的な観せ方ではなく、あくまでもサスペンス風味ですのでなんとか耐えられるかと思います。
しつこいですが、兎に角”怖い!”というより”巧い!”んですよね。

特に『ソウ(SAW)』シリーズと関連性は無いですが、本作のワンシーンには”あの人形”もちゃっかりと映っておりますよ。

ソウ(SAW)のあの人形がいる!映画『デッド・サイレンス』のワンシーン。

ラストはヤッパリ驚きの展開で思わず「巧いなぁ!」と唸ってしまいました。いつも通りといえばいつも通りかもしれませんがねぇ…。

衝撃の結末!この謎と恐怖に耐えられるか!?『ソウ』の監督×脚本が仕掛ける新たな衝撃!!
【キャスト】
ライアン・クワンテン/ボブ・ガントン/アンバー・ヴァレッタ/トニー・ウォルバーグ
【スタッフ】
監督:ジェームズ・ワン/脚本:リー・ワネル/製作:グレッグ・ホフマン/オーレン・クールズ/マーク・バーグ/製作総指揮:ピーター・オイラタゲリー/撮影:ジョン・R・レオネッティ,ASC