『ジャック・ザ・リッパー』映画レビュー

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映画と云うよりも2時間ドラマっぽい感じかな?イマイチ乗りきれなかったが、それなりに19世紀のロンドンの雰囲気は出ていると思う。

内容(「Oricon」データベースより)
19世紀末の退廃にまみれた世紀末のロンドンを舞台に、娼婦の連続殺人事件が起こり新聞社につとめるキャサリンが事件の真相に迫っていく…。
レビュー
製作総指揮: ジェイソン・ゴールゴバーグ/ジェイソン・ルービン 製作: マイケル・レイク 監督: ウィリアム・タネン 脚本: トニー・ラッシュ 編集: ピーター・コーエン 音楽: マイケル・ドボラク 出演: ポール・リス/エミリー・レイモンド/フェイ・ダナウェイ/マルコム・マクダウェル/ウェイン・ロジャース/ノエル・ル・ボン/ジョン・コマー
— 内容(「CDジャーナル」データベースより)

うーん、どうなのかなぁ…これは。
19世紀に英国ロンドンで起こった怪事件、切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の殺人事件がテーマのサスペンス・ホラー映画なんですが、単純に19世紀のロンドンや19世紀のファッション・インテリア的な雰囲気を楽しみたいだけであれば問題はないかもしれませんが、肝心のストーリーがイマイチかも?
一応は実際に起こった事件を元にしているので、記録通りに五人の娼婦が狙われるのは当たり前。我々が知りたいのは、なぜその娼婦五人が狙われたのか?どうやって犯人に迫るのか?という部分なのだと思いますが、犯人の動機などお構いなしで進んでいっちゃって、呆気にとられてしまいました(苦笑)。
ジョニー・デップ主演の『フロム・ヘル』と比較してみても、その辺りの不明瞭さ(フロム・ヘルの解釈が正しいかどうかは別として)はどうにも残念なものでしたね。

主演は志穂美悦子みたいな顔の女優、エミリー・レイモンドさん。本作で優秀な医師を演じていたポール・リスは、本作の公開から二年後の2001年に公開されたフロム・ヘルでも優秀な医師に扮しております。他、フェイ・ダナウェイや、かつて時計じかけのオレンジの主演で話題をさらったマルコム・マクダウェル(もう完全なるおじいちゃん…)も出ており、キャスト的にはもうちょっと面白くできたんじゃないの?と思ってしまいます。

ホラーとしてはちっとも怖くはないし、サスペンスとして観たとしても特に大した謎解きもないのでイマイチ。まぁ、19世紀の英国設定好きとしては「つまらなかった!」とは言いませんが、「楽しめなかった!」という感じでしょうかね。