『シャーロック・ホームズの冒険2巻 第四話:美しき自転車乗り』

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ホームズの毒舌にワトスンが凹む!ケツアゴの女に群がる怪しい男どもを楽しもう!

内容(「Oricon」データベースより)
イギリスの人気サスペンス・ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」のDVDシリーズ。「海軍条約事件」「美しき自転車乗り」の全2話収録。
レビュー
製作: マイケル・コックス 製作補佐: スチュアート・ドウティ 原作: コナン・ドイル 音楽: パトリック・ゴワーズ 出演: ジェレミー・ブレット/デヴィッド・バーク 声の出演: 露口茂/長門裕之
— 内容(「CDジャーナル」データベースより)

221Bの自転車に乗った女性が自宅で実験中のホームズとワトスンの元を訪れます。冷たい対応をするホームズと対照的に、ワトスンはなんだか嬉しそう。「とても可愛い」とナレーションでも解説された女性(ヴァイオレット・スミス嬢)ですが、ぜ~~~んぜん可愛くない!と思ったのは私だけでしょうか(苦笑)。ヴァイオレット・スミスはホームズに、怪しいヒゲ面でサングラスをかけた怪しい男に付け狙われていると相談しますが、このグラサン男ったら、もうめ~~~っちゃくちゃ怪しいです(笑)。

途中、ワトスン医師がホームズから散々な云われ方をする場面がありますが、少々可哀想でした。特に吹き替え版の長門さんの声で聞くと哀れみも倍増です。その後、事件の捜査中に訪れる酒場では、ホームズの拳闘シーンが見られます。まだ若かったジェレミー・ブレットの軽快な演技を堪能できますが、この拳闘時のセリフがまた面白い。兎に角「紳士」を連発し、締めには「そして僕は紳士である!」と、まさに紳士のオンパレード。事件は随分と強引な感じで正直面食らう展開となりましたが、大好きな物語のひとつです。きちんとオチのついたラストシーンが秀逸です。