『ファイヤーウォール』映画レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「え!?ハリソン・フォードがセキュリティシステムのプログラマー?」と、観る前から不安だったのだが…後半は結局、いつも通りの肉弾戦。はぁ。

内容(「Oricon」データベースより)
標的にされた銀行のコンピューター・セキュリティ専門家、ジャック。家族を人質に取った犯人は、銀行から1億ドル盗み出すよう指示をしてきた。強盗グループとジャックの究極の知能ゲームが、ここに始まる。ハリソン・フォード、ポール・ベタニーほか出演。

「え!?ハリソン・フォードがセキュリティシステムのプログラマー?」と、観る前から何となく不安でした。実際に鑑賞してみるとやっぱり頭脳戦よりも肉弾戦に近い展開です(笑)。ややのんびりした前半は少々退屈しつつもある程度のワクワク感がありましたが、後半~ラストにかけてなんだか大味の展開に…

『ターミネーター2』でT-1000を演じたロバート・パトリックがかなりの威圧感をもって登場しますが、特にこれといった活躍も無く、アレレ?と拍子抜け。結構楽しめた前半とは裏腹に、ただのパワフル肉弾戦で攻めまくるラストは正直ひどいもんでした。まぁハリソン・フォードっぽくてこれはこれでいいか…とも思えましたが、なにせ105分と短い映画。もう少し時間を長くして構成を練っていたら化けた感じもしますが、いささか残念。