ハリソン・フォードがひたすら逃げる!トミー・リー・ジョーンズがひたすらそれを追う!観ているうちにトミー・リー・ジョーンズの一人舞台に…。
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逃げるキンブル!追うジェラード! かつてないスリルと興奮に包まれ、今、史上最大の逃亡が始まる!!
妻殺しの汚名を着せられ、死刑の宣告を受けた医師リチャード・キンブル。護送途中、車の事故に乗じて、からくも脱走した彼は、身の潔白を証明するべく、事件当夜に見た”片腕の男”を探す明日なき逃亡の中へ身を投じていく。だが、そんな彼に連邦保安官ジェラードは執拗なまでの追跡を開始。逃げるキンブル!追うジェラード!かくして命と信念、名誉と使命を賭けた、ふたりの男の息づまる戦いが始まった!!『今そこにある危機』で、さらに人気爆発のハリソン・フォードと、本作でアカデミー助演男優賞に輝いたトミー・リー・ジョーンズ。ふたりの頭脳戦が、緊迫する逃亡と追跡のドラマの中、激しくスパーク!ド迫力の列車事故!225フィートのダムからの決死のダイブ!60年代に高視聴率をマークした伝説的TVドラマを『沈黙の戦艦』のアンドリュー・デイビス監督がスケール・アップ!これぞサスペンス・アクションの決定版だ。
ハリソン・フォードの映画はやっぱり手堅いです(例外はあるけれど)。冒頭からラストまで、逃げている間に妻殺しの犯人の手がかりを探しつつ、兎に角追われまくる。
ハリソン・フォードの演技も勿論良いのだが、今回はそれよりもハリソン・フォードを執拗に追いかける刑事役、トミー・リー・ジョーンズの名演が光ります。ジャケットがこんな感じなもんだから、正直期待はしていなかったんだけど、きちんと練られたストーリーや、緊迫感のある演出の連続で、久しぶりに心から楽しめた作品でした。
個人的には、トミー・リー・ジョーンズ主演で制作された本作のスピンオフ映画、『追跡者』の方が好みかも。