『私が、生きる肌(原題:La piel que habito)』映画レビュー

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渋みを増したアントニオ・バンデラスとキュートで美しいエレナ・アナヤ!だけど肝心の内容は…。

アントニオ・バンデラス、 エレナ・アナヤ出演『私が、生きる肌(原題:La piel que habito)』映画レビュー
【ストーリー Amazon.co.jpより】
天才的な形成外科医ロベルは、画期的な人工皮膚の開発に没頭していた。彼が夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を創造すること。
あらゆる良心の呵責を失ったロベルは、監禁した“ある人物”を実験台にして開発中の人工皮膚を移植し、今は亡き妻そっくりの美女を創り上げていくのだった・・・。

またもやネタバレせずに感想を書くのが難しい作品です。なので単なる感想をば。
ストーリーを見るとどうにもありがち且つ想像できちゃう展開なんだろうなぁ…と思って観始めたわけですが、ぜんぜん違うの!全然!

アントニオ・バンデラスの静かなマッド・サイエンティストぶりは素晴らしいし、とっても美しいエレナ・アナヤには見とれてしまいましたが、「意外性」の部分がどうにも斜め上すぎて、スカッと空振りでした。
一筋縄ではないしとってもインパクトのある内容・オチだったのに、全然楽しめませんでした。もうちょっと心境の変化とかのアレコレ(※ネタバレ防止)に時間を割いてくれいたら全然感想が違ったかも。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ペドロ・アルモドバル監督が放つ官能ミステリー。形成外科医・ロベルは人工皮膚の開発に没頭していた。彼が夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を創造することだった。主演はアントニオ・バンデラス。