ジュード・ロウが好きなら耐えられる地味な映画。最後の方は色々アレだけど…まぁ兎に角、ジュード・ロウの儚げな美しさが堪能できるかも!
【ストーリー】
自分のことを愛してくれる女性の血を飲まないと行きられない吸血鬼スティーヴン(ジュード・ロウ)。ある日、彼は不思議な女性アンと出会い、心惹かれてゆく…。
これはアレだ。まさにジュード・ロウの為の映画だ。それ以外の言葉はないかもしれない。だって、”ジュード・ロウがセクシーだった”以外の感想が浮かばないのだから。
スティーヴン(ジュード・ロウ)の相手役のアン・レヴェルスを演じた(エリナ・レーヴェンソン)は、完全に役不足ではないだろうか。単なる好みだと言われれば仕方がないが、全く魅力を感じなかった。
ジュード・ロウが観たくて鑑賞しているのであれば、そういう意味においては確かにジュード・ロウを心から満喫できる。
ただ、映画全体としては微妙。
何故スティーヴンは彼女に惹かれたのか?それに対して納得のゆく描写があるわけでもなく、腑に落ちなかった。
脇を固める役者として出演していたティモシー・スポールが良かったくらいで、前述のとおりひたすらにジュード・ロウの魅力に頼って押し切ってしまった印象が強くて残念。もっと納得できる魅力ある女性をチョイスして、二人が惹かれ合う様子に時間を割いてくれたら、印象的な映画として心に残ったかもしれないのになぁ…。
内容(「CDジャーナル」データベースより)
製作総指揮: スコット・ミーク/ドロシー・バーウィン/ナイジェル・スタフォード・クラーク 製作: デイヴィッド・ラッセルズ/キャロリン・チョア 監督: レオン・ポーチ 脚本: ポール・ホフマン 撮影: オリヴァー・カーティス 音楽: ジョン・ラン/オーランド・カフ 出演: ジュード・ロウ/エリナ・レーヴェンゾーン/ティモシー・スポール/ケリー・フォックス/ジャック・ダヴェンポート/コリン・サーモン/リック・ラモント/アシュリー・ダース 声の出演: 平田広明/小林優子/麦人/さとうあい/坂東尚樹/大場真人/河野智之/高木渉