『ツーリスト』映画レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ジョニデ&アンジーによるサスペンス風味のイタリア観光・オシャレ映画!あんまり面白くはないけれど、オチはまぁ…。

アンジェリーナ・ジョリー&ジョニー・デップ出演の映画『ツーリスト』のポスター

冒頭からアンジェリーナ・ジョリーの外見的な魅力をこれでもか!と魅せつけられます。抜群のスタイルはさておき、特徴的なアンジーの顔が叶姉妹のお姉さん、叶恭子さんに見えなくもなくて少々ゲンナリ。役作りのために太ったらしいジョニー・デップはなんとなく冴えない感じ。サスペンス的なエッセンスはあるものの、終始オシャレなイタリアの景色を見せる観光案内のような展開でした。
多分見せどころとして用意していたであろうボートのアクションシーンには、全くといっていいほど迫力がなく、あまりにもノロノロとしていて辟易してしまいました。

一生懸命に観るのではなく、ゆる~く鑑賞する分にはまだマシか。
オチはなんとなく予想はできたものの、それ自体はそこそこか。でも色々考えると辻褄が合っていないような気もするけど。

個人的には、007で4代目ジェームズ・ボンドを演じたティモシー・ダルトンが、結構イイ存在感を示していたことが嬉しかった(ちょっと蟹江敬三みたいだったが…)。

この作品、最初はトム・クルーズとシャーリーズ・セロンの予定だったらしいですね。それはそれで観てみたかったけど。
本作におけるジョニデの外見はイマイチに感じると思うけど、アンジーファンOR叶恭子さんファンには嬉しい一枚かも?

【STORY】
アメリカ人旅行者フランク(ジョニー・デップ)は、パリからヴェネチアへ向かう列車の中で、謎めいた美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)と出会う。
彼女に誘われるまま、ヴェネチアの超一流ホテルにチェックインし、夢のようにゴージャスでロマンチックな時を過ごすフランク。
しかし、一夜明けると悪夢のように恐ろしい運命が待っていた。
なんとフランクは、エリーズの恋人で誰にも顔を知られていない大物犯罪者と同一視され、捜査当局と巨大ギャングの双方から追われるはめになったのだ……。
光と影が怪しく揺らめく水の都ヴェネチア。周到に張り巡らされた迷路のような罠から、フランクとエリーズはいかにして脱するのか?
華麗でセクシーな極上ミステリーが今、幕を上げる!

監督・・・フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
制作・・・グレアム・キング
キャスト・・・アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ、ポール・ベタニー、ティモシー・ダルトン、スティーヴン・バーコフ、ルーファス・シーウェル