イギリス 小さいまち紀行 [単行本] 土田 陽介 (編集)

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イギリス 小さいまち紀行 [単行本] 土田 陽介 (編集)

イングランド、ウェールズ、スコットランドの各地域から合計51もの街を収録している本書。
折角なのでアイルランドの街も収録して欲しかったのですが、本書が発刊されたのは1996年。北アイルランド問題等の関係で、やむを得ない事情があったのかもしれません。

紀行本ならではのことだが、写真がとても多くて心が躍る。英国式の庭園やお屋敷も数多く掲載されており、定番の観光地にとどまらずちょっとマイナーな観光地も取り上げられている。

華やかなロンドンを始めとしたイングランド地方、水と緑に囲まれた美しいウェールズ地方、なんとなく畏まっていて厳かなイメージの漂うスコットランド地方それぞれの特徴を、写真と文章を通して感じることができる。

色々と訪れてみたい場所が目白押しなのだが、行きたい所を全て巡り、そこに滞在(勿論各地のパブで地ビールとモルト・ウイスキーを飲みまくる!)するとなると、物価の高い英国では滞在費用が天井知らずになってしまうので、残念ながら本書に掲載されている写真を眺めて我慢する他ない。

内容(「BOOK」データベースより)
イングランド・ウェールズ・スコットランドの地域から51のまちを収録。ナショナル・トラストに指定されたところウエッジウッドやロールス・ロイスの名工、アスコット・レース、セント・アンドリュース ネッシーの故郷ネス湖など訪ねる。特別読物に「ナショナル・トラスト発祥地では100年の経験を生かしいま新たな展開が」など。