ヘミングウェイ (著)福田 恒存(翻訳):老人と海

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電車の中で読む為に購入。よくよく思えばこの手の名作って、あまり手を付けていなかったので新鮮だった。

老人がたった独りでカジキマグロを釣りに出て、死闘の末に釣り上げて~って感じなんだけど…
「何日もカジキマグロと死闘を繰り広げ続けるって、あんまり釣りが上手くないんじゃないか?」
と思ってしまった。松方弘樹なんか数時間だろ?
だから次回は、松方弘樹を連れて行くと良いんじゃないかな?
っていうのは冗談として。
老人でも力強い意志と負けない心を持っていて、立派な人間の生き様めいたものが描かれていて、なかなか良い時間を過ごせた。
それと文体が力強く、且つ翻訳が良くて読みやすかった為、結構引き込まれてしまった…中学生くらいの頃に読んでおけば良かったのかもしれませんね。

出版社/著者からの内容紹介
海の男サンチャゴの死闘と友情―ヘミングウェイの不朽の名作
やせこけた老人。その名はサンチャゴ。しかし、海の男である彼には、不屈の闘志があった。 ひとり、小舟で沖に出て1週間、ついに遭遇した巨大な、かじきまぐろ。網を繰り続け、大魚と格闘する日が続く。殺すか殺されるか―。だが、いつしか彼の心には、大魚への熱い友情が生まれていた……。
アメリカの文豪、ヘミングウェイが、大自然の中で生き抜く男の、勇敢さとロマンを描き上げた名作。