『スイミング・プール』映画レビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リュデュヴィーヌ・サニエのエロティックな魅力満載!主人公の堅物小説家は、未来惑星ザルドスのコンスエラ役を演じたシャーロット・ランプリング!個人的には歓喜のキャスト陣(笑)による英仏合作のサスペンス映画。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が対照的なふたりの女の駆け引きを描いたサスペンスミステリー。作家のサラが執筆活動をしていた別荘にひとりの美女が訪ねる。最初は彼女を嫌っていたサラだが、次第にその不思議な魅力に取り付かれ…。

内容(「Oricon」データベースより)
出版社社長の薦めで南仏の別荘へ出かけた女流ミステリー作家の元へ、社長の娘と名乗る若い女が現れて…。フランソワ・オゾン監督が贈るミステリー作品

この映画を語るとしたら、おそらく間違いなく100%の方々が、リュディヴィーヌ・サニエ(言いにくいし書きにくいけど)の魅力とハダカについて語るでしょう。確かに若々しくてスタイルも抜群で素晴らしい。だけどそれだけで終わらない辺りはさすがのフランソワ・オゾン監督作品。ミステリーやサスペンス映画に分類されていますが、殺人そのものはあっさりとしていて、むしろ心理的にはシャーロット・ランプリング演じるサラの人間ドラマではなかろうか。

因みに主演のシャーロット・ランプリングは、私の大好きな映画でショーン・コネリー主演の『未来惑星ザルドス』にも重要な役で出演しておりました。今回のシャーロット・ランプリングはリュディヴィーヌ・サニエに負けじとハダカを披露しますが、個人的にはNO!THANK YOU!でした。いや、綺麗な人だけどさ、流石にちょっと…。

さてさて、展開や結末などは様々なとり方ができるようにできております。観終わった後、いろんな意味で妄想に耽ることがこんなに楽しくなる映画は久しぶりでした。それと同時に、リュディヴィーヌ・サニエの魅力に取り憑かれてしまったようで、出演作品を全部観たくなってしまいました。
この映画のリュディヴィーヌ・サニエはだいたい半裸の状態でウロウロしているのであって、”リュディヴィーヌ・サニエ=ハダカ”という定義を植え付けられた作品であり、個人的には大変思い出深い映画である。
…しょうもない感想でした。