所持している懐中時計の中でも最も気に入っているJ.W.BENSON(J.W.ベンソン)の懐中時計。ホールマークから察するに、ギリギリ19世紀の1900年に作られたものであるらしい。ポーセリンのダイアルは薄くヘアライン上のキズが入っているが、ほとんど気にならない程度。そしてなんといっても凝ったデザインの長針と短針がお気に入りである。スモールセコンドの秒針はブルースティール(青焼き)針で、百年以上の時を経た今も鈍い光を放っている。
バックショットはこんな感じ。
裏蓋を開けたところ。ムーブメントを見るには、更にこの蓋を開けないといけない…。無理に開けてキズをつけたら嫌なので断念。
ひときわ大きさがあるので、ウェストコートのポケットに入れると、常に存在を意識してしまう(苦笑)。
因みに鎖はいつも兼用で使っているもの。メーカーは忘れたが、スイス製。そのうち銀無垢で英国製のアンティーク・チェーンを手に入れたいと思っている。