『ドラゴン・タトゥーの女(原題:The Girl with the Dragon Tattoo)』映画レビュー

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ダニエル・クレイグ目当てで鑑賞したが、ルーニー・マーラの魅力的な演技にビックリ!作品自体は地味だけど、丁寧に作られています。続編にも期待!

ダニエル・クレイグ出演の『ドラゴン・タトゥーの女(現代:The Girl with the Dragon Tattoo)』プロモーション画像

2009年にスウェーデンで公開された『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』についでハリウッドで映画化された本作。スティーグ・ラーソンの推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を原作として映画化されたものです。

デヴィッド・フィンチャーが監督した作品ということで、映像全体に張り詰めた空気感が漂っておりますが、丁寧に描こうとしたのか上映時間が158分とちょっと長いような…。
全体的に地味な展開ということもあって、退屈すること数回。だけどなんとか持ちこたえたのは、ドラゴンの刺青をした天才ハッカー”リスベット・サランデル”役を演じたルーニー・マーラの魅力でしょうか。お目当てのダニエル・クレイグも勿論良かったけど、完全にルーニーの魅力で成り立っているかのようでした。

退屈する部分もあったけれど、決してつまらなかったわけではなく、寧ろスウェーデン版よりも分かりやすくなっていたと思います。続編がもし出るなら是非観てみたいですね。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ベストセラーミステリー小説をデヴィッド・フィンチャー監督が映画化。社会派ジャーナリストと天才的な資料収集能力を持つ女が手を組み、40年前の少女失踪事件に隠されたある財閥一族の血塗られた歴史を紐解いていく。