『Jの悲劇(原題:Enduring Love)』映画レビュー

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ダニエル・クレイグがメガネを掛けて大学の教授に扮する(老けて見える)!サスペンス映画『Jの悲劇(原題:Enduring Love)』個人的にはとっても地味で微妙…。

ダニエル・クレイグ主演映画『Jの悲劇(原題:Enduring Love』タイトル画面

大学教授のジョー(ダニエル・クレイグ)と彼女のクレアがピクニックをしている場所で、子供を乗せた気球がトラブルに見舞われる。ジョーをはじめとして、そこに居合わせた人たちが懸命に子供を救出ようと試みるが、気球は再び上昇。ジョンという男を除いて、皆気球から手を離してしまう。やがてジョンも手を離すが、地上に落下して即死。後日、責任に苛まれるジョーの元に、事故で知り合ったジェッド(リス・エヴァンス)が訪ねてくる…。

ノッティングヒルの恋人』で人気監督となったロジャー・ミッチェルが監督をしている。だからなのかは分からないけれど、本作では”ジェッド”と云う重要な役を、『ノッティングヒルの恋人』でヒュー・グラントの同居人を演じていたリス・エヴァンスが演じている。

ダニエル・クレイグ主演映画『Jの悲劇(原題:Enduring Love』、リス・エヴァンスとダニエル・クレイグのツーショット

今回、ダニエル・クレイグは大学の教授を演じているのだが、どうにもこの人はあんまり知的には見えない(失礼な意味ではなく、この人完全に体育会系でしょうに)。ということでメガネを着用している(笑)。メガネのせいなのかは不明だが、当時30代半ばとは思えないほど老けているなぁ…。雨に濡れた時なんて、殆どお爺ちゃんじゃないか…。

心理的な部分を描いているような展開なんだけど、中途半端でちょっとよく分からない。肝心のストーリーはとっても地味です。サスペンスとしてもイマイチだと思います。出演陣の演技は見事でしたが、個人的には物足りず、退屈してしまいました。

内容(「Oricon」データベースより)
ピクニック中にコントロールを失った気球が現れジョーとその場にいた男たちで救助を試みるが、健闘むなしくそのうちの一人が墜落死してしまいジョーはショックを受ける。数日後その場で出会ったジェッドという男から電話があり…。ダニエル・クレイグ主演のサスペンス映画。