ダニエル・クレイグ主演のギャング映画。やや退屈したが、英国の名優がこぞって出演しているので心が躍った。
ダニエル・クレイグは名もなき麻薬ディーラーの”XXXX”という役柄。ジェームズ・ボンドとして『007 カジノ・ロワイヤル』に出演する二年ほど前だが、この頃はまだ身体の線が細いです。
後に『キック・アス』や『狼たちの処刑台』の監督として知られることとなるマシュー・ボーンの初監督作品です。当初の監督ガイ・リッチーが降板したからなんですけどね…。
全体を通してスタイリッシュではあるのですが、少々退屈に感じる部分もありました。ダニエル・クレイグ見たさ、或いはジェームズ・ボンド以前を知りたいという目的での鑑賞ならば満足かもしれませんが、純粋に映画としてはどうかな~。
何気にトム・ハーディやベン・ウィショーにマイケル・ガンボンだとかコルム・ミーニイと、良い味出している英国俳優が勢揃いなので、そういった意味ではかなりお腹イッパイになりましたけどね(笑)。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ダニエル・クレイグ主演による犯罪サスペンス。引退を決意した麻薬ディーラーに託された最後の仕事は、訳あり娘の捜索と麻薬“エクスタシー”の処分だった。“SPEブルーレイカタログ リプライスキャンペーン第1弾”。