『情痴/アバンチュール』映画レビュー

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リュディヴィーヌ・サニエ目当てで観てみたが…ニコラ・デュヴォシェルにちょっと嫉妬(笑)。発音しにくい二人が織りなす物語。

リュディヴィーヌ・サニエ(出演) ニコラ・デュヴォシェル(出演) グザヴィエ・ジャノリ(監督)の、『情痴/アバンチュール』から一コマ

サスペンス映画ということで観てみたものの、個人的にはおもいっきり外してしまった作品。リュディヴィーヌ・サニエの妖しい美しさ、美男子ニコラ・デュヴォシェルはピッタリのキャスティングだったと思う。二人は、この映画公開と同時期(2005年)に実際に結ばれて夫婦となっていることもあってか、絶妙のコンビネーションを見せてくれる。他の登場人物も少ないけれど、とても良かった。
だが、映画そのものには特に魅力も感じなければたいした驚きもなく、エロティックなシーン?をウリにしている感はあったが、それもそれほど魅力的ではなかった。

ひとつだけ、バルセロナチェアやイームズのラウンジチェアが登場する室内セットが中々見応えがあって良かった。

リュディヴィーヌ・サニエの所謂”そーいう”感じ(笑)を見たいのであれば、『スイミング・プール』がいいと思います。

Amazon.co.jp 内容紹介
『スイミング・プール』『パリ・ジュテーム』『8人の女たち』のリュディヴィーヌ・サニエ主演最新作。 夜の街を彷徨う夢遊病の女と、彼女の秘密に魅了されていく青年が迎える結末とは…。
ファムファタルを演じるサニエが惜しげもなく大胆にヌードを披露する本作は、誰もが求めて止まない真の愛の行方をサスペンスフルに描き出す。
〈スタッフ〉監督:グザヴィエ・ジャノリ/脚本:ジャック・フィエスキ/グザヴィエ・ジャノリ/音楽:アレクサンドル・デスプラ
〈キャスト〉リュディヴィーヌ・サニエ/ニコラ・デュヴォシェル/ブリュノ・トデスキーニ/フロランス・ロワレ=カイユ