『シャーロック・ホームズの冒険4巻 第七話:青い紅玉』

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クリスマス時期が題材ならではの、とても心温まるおはなし。寝起きの気だるそうなジェレミー・ブレット演じるホームズの姿など、いつもとは少し違うカットが見所。

内容(「Oricon」データベースより)
イギリスの人気サスペンス・ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」のDVDシリーズ。「青い紅玉」「ぶなの木屋敷の怪」の全2話収録。

製作: マイケル・コックス 製作補佐: スチュアート・ドウティ 原作: コナン・ドイル 音楽: パトリック・ゴワーズ 出演: ジェレミー・ブレット/デヴィッド・バーク 声の出演: 露口茂/長門裕之

冒頭に出てくる貴族の金持ちオバサンが定番のケツアゴでいきなりガッカリ(笑)。まぁそれは置いておいて、このオバサンが大切にしている青い紅玉(ブルー・カーバンクルが盗まれてしまって、懸賞金が掛けられます。奇しくもそれと同時期に、コミッショナーのピータースンという人物が一羽のガチョウと帽子(ボーラーハット)を手に、ホームズの元へと訪れます。なんでも昨晩、与太者絡まれていた酔っぱらいの老人が落としていったものなのだとか…しかし、寝起きのホームズにはあんまり面白そうな事件だと思われず、ガチョウを突き返されてしまいます。

しかし大変、そのガチョウのお腹に、件の青い紅玉が入っていたのでした。そこでホームズは、このガチョウの本来の持ち主(すなわち帽子の持ち主)が事情を知っているのだとにらみ、新聞広告を打つのです。

その広告を読んで221Bに現れた老人(ベーカーさん)は、毛が生えかけのひな鳥みたいな感じで、とってもカワイイおじさんです(笑)。

その後、ホームズとワトスンが青い紅玉が何故ガチョウのお腹に入っていたのかを調査し始めます。この辺りはまさに、ホームズ&ワトスンのコンビ・プレイのなせる技×2連続!といった感じでした。
とっても心温まるお話しで大好きなこの『青い紅玉』に関しては、本来はもっと詳しく書きたいのだけれど、まだ観ておられない方もいらっしゃると思うのでこの辺で。…あ、途中の酒場の主人がガレッジセールの『川ちゃん』に似ている気がします。どうでもいいか!