『シャーロック・ホームズの冒険1巻 第二話:踊る人形』

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ホームズとワトスンのやり取りがとっても楽しく、推理や謎解きも大満足。

内容(「Oricon」データベースより)
イギリスの人気サスペンス・ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」のDVDシリーズ。「ボヘミアの醜聞」「踊る人形」の全2話収録。
レビュー
製作: マイケル・コックス 製作補佐: スチュアート・ドウティ 原作: コナン・ドイル 音楽: パトリック・ゴワーズ 出演: ジェレミー・ブレット/デヴィッド・バーク 声の出演: 露口茂/長門裕之
— 内容(「CDジャーナル」データベースより)
ストーリー(Wikipediaより抜粋)
シャーロック・ホームズのもとに、ノーフォークに住むヒルトン・キュービット氏から謎の絵が送られてくる。いろいろな姿の人形がいくつも並んだ絵で、ワトスンは子供の落書きではないかと言うが、ホームズはもっと重要なものだと考えているようであった。

前回の【ボヘミアの醜聞】に続いて、今回は【踊る人形】です。英国ならではの美しい庭園から幕を開ける物語。
序盤の、自宅で研究に没頭するホームズとワトソンとのやり取りが楽しいです。また、その時にホームズたちの部屋が比較的長時間、様々な角度で映されますので、19世紀の英国インテリアを再現したセットをじっくりと鑑賞することができます。ホームズは事件の相談が持ち込まれると本当に嬉しそうですね。

作品全体を通してゆったりとした展開ですが、事件を解決するための調査や推理、そして検証の様子がとても丁寧に描かれておりますので飽きませ。今回はホームズの頭脳がフル回転します。ワトスン先生は、いつもよりももう少し脇役に徹しています。物語としてはハッピーエンドとは云えない結末になってしまいましたが、とても満足できました。