ニコラス・ケイジ主演の『ゴーストライダー』映画レビュー

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ニコラス・ケイジが不自然なヅラをつけ、似合わぬレザージャケットをまとって頑張るヒーロー・アクション娯楽映画

ニコラス・ケイジのヅラが不自然な『ゴーストライダー』映画レビュー
【ストーリー Amazon.co.jpより】
スタントライダーのジョニーは、父の命を救う代わりに自らの魂を売り渡す契約を悪魔メフィストとしてしまう。それから長い年月が過ぎたある日、メフィストの息子ブラックハートが地上に現れ、地獄を我が物にしようとしていた。メフィストはそれを阻止するため“ゴーストライダー”を差し向ける。そのゴーストライダーこそジョニーだったのだ!彼は炎を吹き上げるヘルバイクとともに、悪魔たちとの壮絶な戦いに挑む!

同名のアメコミが原作となっている本作ですが、ともかくアレだ。ニコラス・ケイジのヅラが不自然この上ない。加えてレザーのライダースジャケットがまるで似合ってない。そんなニコラスが主演とあって不安な心境で観始めたのですが、暇つぶしとしては及第点。

ヒロイン役は、あんまり好みじゃないけど個性的な顔立ち且つセクシーな女優“エヴァ・メンデス”。そして存在感た~っぷりなメフィスト役は御大“ピーター・フォンダ”。ダントツでカッコ良かったのは“サム・エリオット(役柄は伏せますが)”。雰囲気がもう老いた次元大介みたいで素敵…と思っていたら、吹き替えも小林清志氏でした。
なにげに西部劇のヒーローたちが出ているので、西部劇マニアの方々なら観ても損はないかも?

敵が弱すぎる気もしないでもないが、お話としては特筆すべきものはなく、ストレートでオーソドックスなまさに暇つぶし映画。アクションも特撮もそこそこで、子供から大人まで観賞できると思います。

本作の続編『ゴーストライダー2』では、ニコラスが不自然なヅラを外し、アクションもスタントを使わずに自分でやっているようなので、機会があったら観てみようかと思います。

内容(「Oricon」データベースより)
『スパイダーマン』のマーベル・コミック原作作品を、ニコラス・ケイジ主演で映画化!病気の父を救うため、悪魔メフィストに魂を売り渡してしまったジョニー。メフィストは、自分に逆らい新しい地獄を作ろうとする魔界の反逆者ブラックハートを阻止するため、“ゴーストライダー”を差し向ける。そのゴーストライダーこそジョニーだった。彼はヘルバイクに乗って戦いに挑んでいく…。