『3時10分、決断のとき(原題: 3:10 to Yuma)』映画レビュー

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ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールをはじめとして、カッコイイ男たちが熱演する西部劇!だけど色々腑に落ちない部分もあったかな。

ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベール出演の西部劇『3時10分、決断のとき(原題: 3:10 to Yuma)』の画像

ラッセル・クロウ演じるお尋ね者の”ベン・ウェイド”と、ベンを刑務所行きの汽車まで護送する牧場主”ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベール)”の物語。1957年に公開された『決断の3時10分』のリメイク作品。

鮮明なカラー映像で西部劇を観ることに、とっても違和感を覚えつつ鑑賞しました。ラッセル・クロウの男臭さや、クリスチャン・ベールの親父としての決意とか、恐らくはその辺りが見どころでしょうか。この二人だけでなく、ベン・フォスターやピーター・フォンダがなかなかいい味を出していました。

解りやすいストーリーや、本来は相容れぬ関係の二人の間に芽生えてゆく絆などは、ロバート・デ・ニーロの『ミッドナイト・ラン』みたいな感じ。だけどラストはちょっと不満でした。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『決断の3時10分』を、ジェームズ・マンゴールド監督がラッセル・クロウとクリスチャン・ベイル主演でリメイク。借金を抱えながら苦しい生活を送るダンは、ある日早撃ちの名手として悪名高いベンと出会う。