『秘密の花園』映画レビュー

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児童文学の名作『秘密の花園』をコッポラが映画化!最初は可愛気のなかった主人公がだんだん可愛く思えてくるぞ!?

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フランシス・F・コッポラ製作総指揮。永遠に語り継がれる珠玉の名作。
突然の事故で両親を失い心を閉ざす少女メアリーは、伯父クレイヴン伯爵の屋敷に引き取られる。新しい生活に馴染めないメアリー。そんなある日、彼女は小さな鍵をみつける。それは伯爵が、死んだ妻の思い出とともに封印した「秘密の花園」の鍵だったのだ。メアリーは、伯爵の心のように荒れ果ててしまった花園にわずかな緑の息吹を感じ、仲良しのディコンと、病弱ないとこのコリンとともに、大人たちには内緒のままその花園を蘇らせる決心をする。「小公子」「小公女」で有名な作家F.バーネットの児童文学を、巨匠フランシス・F・コッポラが見事に映像化。

フランシス・ホジソン・バーネットの名作小説『秘密の花園(THE SECRET GARDEN)』を、ゴッドファーザーの監督で知られるフランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の元で映画化した作品。ストーリーなどはもはや有名なので割愛しますが、登場人物の演技や表情と、素晴らしい風景描写。そして音楽にテンポとまさに完璧。

コッポラが指揮したから~ってことはないのでしょうが、兎に角テンポが良い。捉え様によってはドンドン進んで行ってしまう感じがしないでもないけど、無駄がないんです。ケイト・メイバリー演じる主人公のメアリーは、最初はわがままでほんと可愛くないんだけど、コリンやディコン、マーサ達との交流を経てだんだん笑顔が似合うようになってゆきます。子供から大人まで、純粋に楽しめる作品でした。