インテリア小物・雑貨:リサイクルショップで見つけた木製のデッサン人形

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アンティークショップで購入したデッサン人形

天気が良かったので散歩に出かけ、たまたま出くわしたリサイクルショップにフラリと立ち寄った際に見つけた、木製のデッサン人形。
果たして、安いのかどうかの相場は分かりませんが、500円でしたので購入しました。裏返して、ふと台座の裏を覗いてみると、「◯◯君、絶対◯◯美術大学合学!」とマジックで書かれておりました。この人形に色々なポーズをとらせて、美大合格を夢見てデッサンをしていた◯◯君は、美大に無事合格したのでしょうか?この時期にお店に置かれていたということは、もしかして…。

全くもって余計なお世話ですが、そんなことを想像してしまいました。
私は、古物という物はそれぞれに歴史があったり、前の人の思いが込められていたりすると常々考えております。そうしたものを、たとえ架空ではあっても物語のようにして想像することも、ひとつの楽しみです。

帰宅してから、ああでもないこうでもないとひとしきり様々なポーズをとらせたり、ここでもないあそこでもないと安置場所を求めて遊牧民のようにアチラコチラへと移動させ、やっと写真の場所(英国製のライティングビューローの上)に落ち着かせましたが、今はまた別の場所(レトロな蓄音機を模した家具調の複合型レコードプレーヤーの上)に移し、駆けっこのポーズをとらせています。狙って購入したものでなく、思いつきで手に入れたものは、なかなか置き場所が安定しませんね。
でも、やがてピッタリの場所に収まった時には、それは単なる飾りの小物などではなく、部屋を構成する大切なインテリアとなることでしょう。